墨霞水墨展

墨霞 水墨展

Bokka Sumi Exhibition

墨 — 墨霞 水墨展

静寂の中に、墨が息づく世界へ

会期
2026年2月20日(金)~ 3月2日(月)
休館日
会期中無休
会場
東京文京区本鄉5-9-51 F Gallery「檜」
お問合せ
info@msx-art.com

展覧会紹介

静寂の中に、墨が息づく。
一滴の墨が紙に落ちる瞬間、そこには山の鼓動があり、風の気配があり、心の影がある。

墨霞(ぼっか)は、古来の水墨技法を基礎に、現代的な感性と自由な構成で”心の風景”を描き出す画家である。
彼女の筆は山を描きながらも、実のところ「形なき心」を描いている。
それは、見る者の内側に潜む静けさと共鳴し、言葉では届かぬ世界を映し出す。

本展「墨」は、単なる絵画の展示ではなく、”呼吸する墨”の世界への誘いである。
濃と淡、動と静、虚と実――そのすべてが紙上で共存し、
墨という最も原始的な素材が、いま再び生命を帯びて現れる。

墨霞の山水には、音がある。
泉の滴り、風の囁き、鳥の羽音、そして心の声。
そのすべてが、墨の呼吸の中で融け合い、静かに時を刻む。

「山は描くものではなく、感じるもの。
墨が流れるとき、私の中の世界が呼吸を始める。」
—— 墨霞

展示構成

本展は三部構成となり、約十五点の代表作を展示する。

  • 第一章|息づく山(いきづくやま)
    — 大気と共に呼吸する山々。雄大さと精神性を兼ね備えた風景世界。
  • 第二章|心の景(こころのけい)
    — 墨と余白のあいだに浮かぶ、記憶と感情の風景。
  • 第三章|無言の水(むごんのみず)
    — 音もなく流れる墨の時間。沈黙の中に宿る生命の輝き。

展覧会主題

“描く”から”聴く”へ。
筆の先にあるのは、見るための風景ではなく、感じるための宇宙。
本展「墨」は、沈黙の美と心の自由を体感する、ひとつの旅である。